好みじゃないのに良いと思うならそれは好き

浮気性って治らんよね。

私あの人に出会って自分が一途な人間になったと思ったんだけど、人間そう変わるもんじゃないわ。

まいあちゃんが出てる場面はまいあちゃんしか視界に入らなくて、むしろまいあちゃんだけ視界に入れたいんだけど、ずっと舞台に出てるわけじゃないから暇になるんだよね。

ちょっと他の人も観てみようかと思って。

双眼鏡でそれぞれの人の顔をよく観てみた。

やっぱり顔から入るからさ、私は。

「おっ、可愛い」と思う子がいたのよ。

まあ、めちゃくちゃ好みないじゃないけど私あの系統の顔好きになるよなって。

白黒のフリフリ衣装も可愛かったし。

そういうわけで幕間にホームページで調べてみた。

どうやら件の子は104期で舞こころちゃんというらしい。

ホームページの写真を見たら、ますますこの系統嫌いじゃないなという気持ちが強くなった。

このあたりからだいぶ怪しかったのである。

こころちゃんを見つけたのが2回目の観劇で、群盗は計3回観ることにしていたので、3回目もできる範囲でこころちゃんを観ていた。

可愛いなーと冷静に思っていた。

3回目の観劇は大千秋楽だったから、これでまたまいあちゃんにしばらく会えないなあとか、まいあちゃん泣いてる…涙綺麗…とか、いつものようにまいあちゃん尽くしの脳内であった。

あと、群盗で下級生の子たち結構覚えられたな、とかね。

まいあちゃんより下の子たちはあんまり知らなかったので…

可愛い娘役さん見つけられて良かったなってのん気なもんだった、この時点では。

一昨日くらいだったかな、こころちゃんが可愛かったということを急に思い出した。

本当に突然のことだった。

手紙書こうかなーとも自然と思った、まいあちゃん以外には書かないと散々豪語していたのに。

そして、書いた。

やりたいことはやりたいと思う前に既にやっているタイプだから。

この辺でだんだん気づいてきた、思っているよりこころちゃんのこと気になってるぞ～と。

お前こころちゃんのこと好きなんじゃないのか～と。

結論を言う、私は舞こころさんを完全に好きになっている。

まさかこのタイミングで？って感じだよね。

わりとじわじわ人のことを好きになるタイプで、突然恋に落ちることはあまり無くて。

でも今回はそのどちらでもないというか。

時間差のある一目惚れか？

しかし変な時に自分の気持ちに気づくもんだなあ…

好みじゃないけど良いなと思う、すなわち好きなんですね。

こころちゃん応援します。